50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

葉っぱの夢

 

ごきげんよう、葉っぱや石ころです。

※まだ人間に戻っていなかったっぽいオキエです。

葉っぱや石ころ - 50女の遊び方

 

 

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昨日、美山で露天風呂に入っていたら、風と共にやって来てオキエの手にそっと乗りました。

美山町・かやぶきの里とジビエ - 50女の遊び方

 

 

トモダチ・・・

 

会いに来てくれたんだね。

 

 

 

この葉っぱをじっと眺めていると、ふと疑問がわきました。

「言葉」という熟語には「葉」という文字が入っているけど、なんでやろ?

 

いろいろ調べてみると、どうやら平安時代の900年代に紀貫之(きのつらゆき)が執筆したと言われる「古今和歌集仮名序」が始まりのようです。※和歌を論じた歌論

古今和歌集仮名序 - Wikipedia

 


やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける 

和歌は、人の心を「種」として、それがさまざまな言の「葉」になったものです。

 

世の中にある人 事 

業しげきものなれば

心に思ふことを見るもの聞くものにつけて

言ひいだせるなり

 

花に鳴くうぐひす 

水に住むかはづの声を聞けば

生きとし生けるもの 

いづれか歌をよまざりける

 

力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ

男女のなかをもやはらげ、猛きもののふの心をもなぐさむるは歌なり。

力も入れないで天地を動かし、目に見えない鬼神ですらしみじみと感動させ、男女の仲も和らげ、勇ましい武士の心でも慰める。それが歌なのです。

 

 

歌って、言葉って、こういうもんだよ、ということが書かれています。

 

 

へー

 

なんか、葉っぱって、すごいんちゃう。

 

 

せっかく葉っぱと名乗ったからには、いつかオキエもそんな歌(文章)が書けるようになりたいな。

 

と、ぼんやり思ったりしています。

 

 

 

でも

 

葉っぱや石ころとしては、ここまでだと片手落ち。

 

次はどこか、あの日あの時あの場所で、石ころとも出逢えるかしら。