40歳も後半くらいからでしょうか。オキエのあごに3本くらい、男みたいな太い固いひげが生えてくるようになりました。
調べてみたら、女性の中にも1/10くらいある男性ホルモンが、更年期やストレスで活発化して、そういう現象が起こるんだそうです。
1/10のオキオ。
本当はこのオキオの髭を写真に撮ってアップするつもりでいたんですが、撮影しているオキエに気づいた息子が「頼むからやめてくれ。」と言ってきたのでやめておきます。
まぁ上手く撮れなかったし。
※どうしても二重あごを回避して撮ることができない。
で、オキエはなぜか、このひげを抜く瞬間の快感のような達成感が大好きです。
「快感」
こころよい感じ。いい気持ち。
「達成感」
ものごとを成し遂げたことによって得られる満足感。
なので、生えてきたら、とっても愛しくて嬉しくてワクワクして、しばらくチョンチョンって触っては感触を楽しみます。
これを50女あるあるに認定していいかどうかはわかりませんが。
「快感」に思うことはきっと人それぞれ違うと思いますが、結局は誰もがこの快感を求めて生きているような気もします。
考えてみると、不思議です。
気持ちいいって、なんで思うのか。
そして、気持ちいいと思っていることに、時としてなんで後ろめたさとかが起こるのか。
果たして、自分は何を気持ちいいと思うのか。
もわもわの毛布を触った時。
さらさらな肌触りの衣服を身にまとった時。
さわやかな風を受け止めた時。
ひんやりした水に足を浸した時。
温かいお湯につかったとき。
雄々しく繁る緑を目にしたとき。
花びらにそっと頬を寄せた時。
明るい笑顔に出逢った時。
やわらかなメロディを聴いた時。
甘い匂いを嗅いだ時。
部屋を掃除した時。
洗濯物がお日様の光を吸い込んでいるとき。
歌っている時。
踊っている時。
好きなことに夢中になっている時。
野菜の下ごしらえが済んで、その美しさにうっとりする時。
思い切り笑った時。
誰かを笑わせる事ができた時。
ありがとう、を交換できた時。
誰が何と言おうと、私が感じる気持ち良さ、心地良さは、そのままで私にとって宝物。誰かの承認を必要とすることなく、私が生きる理由そのものです。
絶え間なく世界から贅沢に発信されているであろう気持ちよさ、心地良さの種を見つけて、可能な限りつながって、ご機嫌に日々をすごしたいものです。