♬ 風にふかれて歩いてゆくのさ 白い雲のように・・・
窓から空を見上げては、藤井兄弟の歌を聴いて涙する、もぬけの殻のオキエです。
あとから知ったことですが、尾道は「放浪記」でおなじみの作家、林芙美子大先輩の縁の地なんだそうです。
「私は宿命的な放浪者である。私は古里を持たない…したがって旅が古里であった。」
よ、読まなきゃ。
でもなかなかその境地までは到達できそうにないひ弱な現代っ子オキエ。
今回の旅費計算の時間がやってまいりました。
交通費(移動)合計 20,610円
往路新幹線(自由席)
うちの駅ー岡山 7,770円
岡山ー広島 5,500円
広島ー中電前(路面電車)片道180円×2
広島ー尾道 1,490円
尾道ー京都 5,080円
京都ーうちの駅 410円
メモ
京都から岡山間の新幹線代が7,010円で、うちから京都駅までが410円。足したら7,420なんだけど、連続して乗るとJRの距離計算ではそれが7,770円になってしまう。京都駅で一旦改札を出て、改めて新幹線のチケットを買ったら350円浮く。
交通費(観光)合計 3,420円
岡山―倉敷 320円×2
平和記念公園ー宮島(船)2,000円
宮島ー宮島口(JR船)180円
尾道ロープウェイ 320円
宿泊費2泊 合計15,800円
食費・おやつ代 合計7,507円
①1,352円
キヨスクで朝ごはん購入 352円
三宅カレーセット つんこのおごり(ひとり1,200円)
エルグレコ コーヒー オキエのおごり 500×2
太すぎる巻きずし 鯉ちゃんからもらう
②3,950円
朝ごはんはホテルの無料サービス
穴子めしと生ガキ 2,600円
おりづるタワー内カフェでカフェオレ 540円
お好み焼き 810円
③2,205円
朝ごはんはホテルの無料サービス
尾道丼 1,361円
海辺のカフェフルール カフェオレ 500円
成城石井でパスタ 344円
今回は、前回の九州旅行の反省の元、コンビニでおやつを買って食べるのを控えることが出来た。
入館料・入場料など 合計2,700円+時価
大原美術館 1,200円(藤野さんからもらった100円割り引き券使う)
大原本邸 500円
平和祈念館 200円
厳島神社 300円
千畳閣 200円
持光寺 300円
藤野さんのガイド つんこのおごり(6人まで1,500円)
人力車 時価
メモ
ガイドには市民ガイドを語った悪質な偽物もあるそうなので、お願いする時はちゃんと身分証明書の提示や料金の説明を受けて、安心できる団体かネットなどで確認をしてからお願いする。
その他 約 5,000円
つんこへのお土産
お水、お茶、適宜
お賽銭
お土産、買い物
お土産は、留守番ありがとうと言う意味で家族にのみ、ちょっとしたお菓子などを購入。オキエの場合は旅行というよりもはや放浪、ライフワークに近いので、今後はこのスタイルでいく予定。
合計 55,037円 +人力車
今回の旅は準備期間がほとんどなかったので、安いホテルや移動手段の下調べもろくにせず、完全に行き当たりばったりだったので、ちょっと高くついた感があります。
宮島なんかも、最初に下調べをしておけば自分で歩いて回ろうとしたと思います。
けれども、この行き当たりばったり感はけっこう楽しい。
まず、自分や自分の瞬発力に対する信頼感が増すし、得たもので言えば、それは下調べをして節約して回った時に比べて比じゃないくらいに豊かなもの。
お金さえ出したらいい経験ができる、っていうわけでは決してないけど、とにかくその場その場で出会った縁に円を流していい旅にするもの旅の醍醐味のひとつだという気がします。
誰かが自分の表現と技術を使って、誠心誠意その仕事をしていて、そしてそれを楽しんでありがたく受け入れて代金を支払う人がいて。
それは当たり前の関係でありながら、ひとつの社会貢献的関係。
丁寧に創られた「気持ちいいもの」「心が幸せになれるもの」でそれを循環していったら、良い経済、みんなが生きやすい社会につながるんじゃあないか。
これくらい大きな話にする事で、散財に対する罪の意識を必死で薄めるオキエです。
さて
今夜の晩ご飯は、宮島で購入した、こちら。
鍋で炊いて、ちょっと早く火を止めすぎたので少し固め。
でも、美味しい。
遠ざかる旅の思い出を見つめながら、また明日に向かって歩き出そう!!