今日は念願の旧琵琶湖ホテル、びわ湖大津館に行ってきました。
滋賀県・大津はなんと京都駅から電車で10分。琵琶湖って、そんなに近いんや。びっくり!!
大津駅からはバスに乗り換えます。
一時間に一本しかないバスの今日の待ち時間はあと40分。余裕でバス停の椅子に座って待つことにしました。 「はいはい、想定内。」
しかし。
この後、40分待ったバスを目の前で見送るという痛恨のミステイクをおかしてしまいました。
なぜって?
だってそのバス京阪バスって書いてあったんやもん。
京阪バスの時刻表は別にちゃんとあったし、違うって思うやん。
江若交通は京阪バスグループやって、そんなん観光客知らんし!!
衝撃で目の前が真っ暗になりました。
泣きたい・・・。
研ナオコさんの「泣かせて」が脳内で流れてきます。
同時に奈良ホテル行きの痛恨のミステイクも脳裏に甦ります。
さすがにもう1時間は待てない。
しゃあない。
またもやタクシーにお世話になることにしました。
奈良ホテルに行った時の損と今回の損を足して宝塚ホテルに行った時の得をひいたらいくらになる、とか、ほんとうにしょうもないケチな計算をしながらたどりついた大津館。
やっぱりクラシカルで、素敵。
琵琶湖が一望できるレストランは、今も営業しています。今日はここでランチを食べる計画でした。
併設されているイングリッシュガーデンが見えます。
窓から見える景色。
素晴らしい!!
やっぱりすごい、自然と歴史の力。鳥が潜って魚を猟っている様子が面白くてずっと見てました。あぁ、私の悩みなんて小さい小さい。気分も上がって来ます。
横手にはちょうどミシガンが停泊していました。
私の席はかつての入り口だったところなんかな?手すりの詰がこんな感じで内側にありました。「あ、どうも。」「どうも。」みたいな。
ランチコース、メインディッシュ「牛ホホ肉のビール煮」撮り忘れ。
ドンマイ。
グラスワインといただきました。うふ、幸せ♡
美味しい食事のあとは、館内散策。
2階に展望台、3階に琵琶湖ホテル歴史展示場があります。
ヘレンケラーも泊ったことがあるんだそうです。
琵琶湖。雨が降ってても、気持ちいい。
そして3階には市民ギャラリーというスペースがあって、大津市民なら一週間無料で借りられるんだそうです。
予約状況によって市民以外の人も使える、ということで、なんと今日は京都の西陣の方が展示をされていました。
西陣美術織工房 株式会社京都企画会議 | 西陣の伝統美を もっと身近に
滋賀県で京都の伝統産業の素晴らしさを改めて知るという、これもまた旅ならではの経験。かな?
北斎、大観の作品を再現するために絵をコンピューターで分析、髪の毛より細い糸で深みのある色を織り上げていきます。白い部分でも、ルーペを通すと何十種類もの色の糸が織り込まれていて、圧巻。すごい。京都の技術、おそるべし。
工房の方にお許しをいただいて、入り口の雰囲気だけでも撮影。
ほんとうに美しかったです。
雨も降っていて、もう予算もなくて、風邪上がりの体調ということもあって、イングリッシュガーデンはあきらめて今日はこのまま直帰しました。
ここで気乗りのしない今日の経費計算。
JRは大津駅まで580円、大津駅からのタクシーは1,410円。帰り道は15分歩いて大津京駅からも同じくJR580円。計2,570円。
ランチはワイン込みで3,200円、総支出合計5,770円。
でも
琵琶湖って、やっぱりいいなぁ。
私はここの水飲んで大きくなったんだもんなぁ。
次はお天気のいい日に、琵琶湖周辺散策にでもでかけてみようかな!!