熊本からバスに揺られて1時間半。
今回の旅の最終目的地に到着いたしました。
山鹿温泉
古い景観を大事にした風情ある街並ですが、ほとんどが今も普通に営業している生活のためのお店です。洋服、本、文具、仏具、布団、薬、雑貨金物 、懐かしい商店街の景色がありました。
豊前街道。
ここは参勤交代のあった街道で、昔はお茶屋がひしめき合う宿場町として栄えたそうです。
この古き良き街並の中を、お米をキーワードに案内してくれるミニツアーがあると聞いて参加ました。
この地域を流れる菊池川はかつては肥後米を運ぶ大切な水路で、この菊池川沿いにお米にまつわるお店がたくさんありました。
そのお店の中で今も残っている麹屋さんと酒屋さんに煎餅屋さんが加わって、色々なお話をしてくださる人気のツアーはお土産付きで600円。
最初は麹屋さん、木屋本店。
次は千代の園酒造さん。もちろん試飲ありで美味しい💖
そして煎餅焼き体験!!せんべい工房。
トークが楽しい店主の指導でオキエもチャレンジ。
できた💖
ふむ。
帰ったらダイエットやな。
楽しいミニツアーを終えて、次に向かったのは山鹿灯籠民芸館。
山鹿の代表的民芸品の灯籠は、紙とのりだけで作られています。灯籠師の熟練の技術に目を見張り。ここでは製作現場を見せていただけて、体験もできます。
細かい。
そして、すごい!!
ポストも被るこの金灯籠を1,000人の女性が被って踊るお祭り、山鹿灯籠まつりが夏にあるんですって。ひゃー、圧巻だろな。
次は期待の八千代座さんへ!!
明治の時代、山鹿の実業家たちが創設した芝居小屋です。修復を重ねて、当時の面影をそのままに佇んでいます。
とにかく天井が素敵!!
国指定重要文化財「八千代座」公式ホームページ | 山鹿ガイド
天井広告画。山鹿の商店の広告が模様になっていて、建設当時のまま再現されています。現存するお店は5軒?7軒?だかになっているとかですが、朝のツアーで訪れた麹屋さんのもお酒屋さんのもありました。
ガイドさんの導きの元、舞台の上にも上がらせていただき。
舞台天井
と、奈落。
ここは坂東玉三郎さんも演じられる立派な現役の芝居小屋です。明治の頃は1,274人収容できたそうですが、今は日本人の体格が良くなって650人しか入れなくなったそうです。お芝居が無い日は、このように解説付きで見学に入れてもらえます。
そして、保存会のお姉さんたちが山鹿灯籠祭りの踊りを披露してくださいました。被ってはる、被ってはる!金灯籠!!
ブラボー!!
そして…
そして…
そして…
ここは、映画「るろうに剣心」の撮影地にもなってたとか!!
なんですと?
あてもない旅にもどるのか〜(涙)
また出た脱線宝塚オキエ劇場。
早霧せいな率いる雪組の最高傑作、るろうに剣心は2年前の公演です。ほんとうに楽しかったです。いい作品です。泣いて笑って大変でした。Blu-rayあります。
♪ るろうに、オキエ〜
さ。
気持ちを旅に戻して、
今日のオキエ的メインイベント、さくら湯さんにやっとたどり着きました。
もう。
最高でした。
お湯と空間、建物の雰囲気、何もかも最高でした。
素晴らしい温泉です。
地元の皆さんにも愛されるわけ、わかります。
素晴らしい。
お風呂で癒されたあとは、お宿に。
和歌山も含めて今までのお宿はほとんどビジネスホテルだったのですが、今日は初めて温泉旅館を取りました。
【公式】~熊本旬彩の宿~ゆとりろ山鹿 ≪最低価格保障≫(旧山鹿ニューグランドホテル)
入ったとこからビジネスホテルとは違う。
当たり前。
温泉旅館はひとり旅や素泊まりにどこもあんまり対応していなくて、素泊まり6,000円シングルOKは珍しいと思います。
閑散期だからかな?
お部屋は温泉旅館100%仕様。
当たり前。
この部屋にひとりきり。
なんだかな。
寂しいなぁ。
ここは誰かとお酒飲みたいなあ。
でもまあ。
レア体験なひとり旅最終日、楽しんでみます!!
この旅館はWi-Fiがロビーしか繋がっていないので、経費計算はまた帰ってからにでも追記します。覚えている限り…
それでは今から九州最後の温泉に行ってきます。
長かった今回のオキエひとり旅。
九州最後の夜だから、読んでくださった皆さまに、心から感謝をこめてひとこと。
皆さまも、またいつか良い旅を!!