50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

はじめに。<2020>

 

あけましておめでとうございます。

 

今年も美しく新しい一年が始まりました💖

 

f:id:okie50asobi:20200101123734j:plain

 

朝は旦那とふたりで地元の大井神社にお参りに行きました。毎度の楽しみ、焚火。

 

f:id:okie50asobi:20200101123753j:plain

 

昨夜は紅白歌合戦に、今朝はおみくじに、めっちゃ励まされました。

 

うん。

今年も良い一年になりそうな気がする。

 

 

さて

 

お正月からご馳走パラダイスの我が家。

 

f:id:okie50asobi:20200101192239j:plain

 

f:id:okie50asobi:20200101192258j:plain

 

お友達や弟家族の来訪で賑やかにお腹いっぱいに過ごしています。

 

 

 

けれども、世界には待ったなしの問題が山積されている、と、ニュースは伝えています。温暖化、自然災害、食料不足、海ゴミ問題、紛争、格差、貧困、自殺、虐待、引きこもり、あらゆる差別。

  

 

オキエの中で「幸せな自分」と「社会の問題」は上手に隔離されています。

 

もちろんオキエも生きてきた中で色んなことがあって、その経験から生まれた自論として、「自分が幸せに暮らしていていれば幸せは連鎖するからそれが世の中のためになる。」というのがあるのですが、その考えは今もしっかり前提なのですが、

 

あまりにも恵まれすぎている我が家のお菓子ボックスを見ながら、やはりそれだけでは世の中の絶対的なアンバランスを埋めていくことはできないのだという、軽い絶望に似た気持ちが生まれてきました。

 

昔、児童養護施設でボランティアをしていたとき、あるヒーリングミュージックのコンサートに出かけて絶望的な気持ちになった事がありました。コンサート会場にいる「幸せで優しい大人たち」が暮らしている世界と、児童養護施設で暮らしている「大人の愛情に飢えた子供たち」の世界の距離があまりにも大きすぎて、呆然としたのです。

 

この経験は今も容赦なく、宝塚などを観ている時の幸せな私の心の隅をチクチクつついてきます。

 

 

話は少し変わりますが

 

Delight Holidayの中でみりりんが歌った「Stormy Weather」に、衝撃を受けました。

 

f:id:okie50asobi:20191223222842j:plain

 

※フランクシナトラさんが歌っている元歌

www.youtube.com

 

「絶望」の持つイメージがひっくりかえりました。

 

カッコいい・・・

 

ブルースって、すごい。

※いや、みりりんがすごいのかもしれん。

 

「絶望」や「痛み」「苦しみ」との向き合い方に、小さな道が開けたような気がしました。逃げようとしてパニックにならなくても、こんなふうに慈しんで味わったらいいんや!

 

私の中で「希望」と「絶望」がすこし中和したような現象が起こりました。

 

 

 

もう一度、自分にできることの模索を始めよう。

 

 

 

基本的な意向としては、今の社会をもっと「寛容な社会」「助け合える社会」に変えて行きたい。というような事なのだと思う。

 

でもオキエにはとびぬけた財力や体力やアイデアや行動力があるわけではなく、きっと誰かの背中にそっと手を当てるような、そんな力しか持っていない。

※今はそれすら物理的には難しい(五十肩)

 

施設ボランティアをしていた頃のように、一人でその世界に飛び込んで、自分の多くを犠牲にして誰かのためにがんばるとか、もうそういうのはできないし、自分の心が動かない活動も、出来ない。

 

善意や弱さをイデオロギーや信仰に取り込もうとする意図にもうんざりしてるから、

 

戦うことも、走り回ることも、何かを批判することも、正しさややり方を主張することも、身体を酷使することも、合わない人たちと一緒にすごすことも出来ない。

 

 

 

仕事に旅に宝塚、自分の大切な世界をあきらめることも、出来ない。

 

 

そんな自分にでも、何か出来ることがあるのか。

 

 

気負わないで、話を難しくしないで、でも真っすぐにそのきっかけを探してみようと思います。

 

 

辛いニュースから逃げない。

今動いている人たちから学ぶ。

自分の心のGoサインを逃さない。

 

自分を大切にする。

そしてそれと同じように、誰かを大切にする。

 

 

Stormy Weatherをポケットにしのばせて、晴れわたる大空を仰ぎ見て、歩いてみよう。