晴れわたる秋の空の先週、三重県に行ってきたオキエです。
まず最初に訪れたのは、津市。
雪組/はばたけ黄金の翼よ・Music Revolution! - 50女の遊び方
でも行くからにはもちろん町ぶらも楽しまなくては。
ということで、昼前に津駅に到着。
早速、腹ごしらえ。
駅前にあった居酒屋さんのランチをいただきました。
アジの焼き魚定食、700円、
出し巻き卵もつけてもらって1,118円。
美味しかったです。
駅前の観光協会のお姉さんに「宝塚ファンの方に大勢お越しいただいて、嬉しいです。」と言ってもらって地図をもらって、レッツ津駅近辺散策。
津市の「津」は、船着き場や港の意味。古くは良港としてとて栄えた港町だったようです。ちなみに駅前の建物「アストプラザ」は津波が来た時の避難所だそうで、万が一の場合に避難する場所が最初に把握できたのはちょっと安心だった。
では、レッツ散策。まず最初にネットで前もって調べてた「四天王寺」を目指して歩きます。
と、道中なにやら気になる場所が。
こちらは聖徳太子が開創したという霊場、初馬寺さん。恵比須様がいらっしゃいました。なにやら津駅周辺の七つの神社仏閣で「伊勢の津七福神」参りができるのだとか。
七福神めぐりと聞けば、縁ある毘沙門天様や弁財天様のところにも参りたいと思いましたが、ちょっと距離があったのであきらめました。
残念や・・・
お会いしたかったけど・・・
このあと宝塚が待ってるねん。
ごねんね。
道々の草花を楽しみながら、歩くこと十数分。
四天王寺さんに到着です。
織田信長公のお母さんのお墓があるお寺です。
なぜ信長公のお母さんのお墓がここにあるのかというと、最初に津城を築いたのは信長の弟・信包氏だったそうで、お母さんは信包氏を頼ってこの地に住まわれていたらしいです。
お堂の中には、お寺の方にお願いしたら入れてもらえるみたいです。オキエが行ったときにはすでに開いていて、中にいたご婦人が「そうぞ」とお招きをしてくださった。
一番にハッと目につく画家・塩澤文男氏作の天井画。
そして美味しいお茶のおもてなしをいただきました。
ほんとうに温かい空間でした。
話によると、ここは地元のご婦人の皆さんが集って、様々なサークル活動を行う地域活性化の場でもあるんだとか。
その中のひとつ、手芸部(?)の方の手作りペンダントを購入しました。
集う地域の人々と、その場を守り続ける薬師如来様の優しさが、この空間の心地よさを創っているんでしょうか。
そしてここは「伊勢の津七福神」の大黒様がいらっしゃるところ・・・と思ったら。
でぇ~~~!!
大黒天様の両横に毘沙門天様と弁財天様がいらっしゃるじゃないですか。
なんでも三面大黒天は、戦国時代のブームだったらしい。織田信長公も祈祷したと言われているこの三面大黒天、境内の祠にあったものを何年か前に本堂に移したんだそうです。
あーびっくりした。
わざわざ7か所回らなくてもこちらで会えたやん。
めっちゃ嬉しいわ。
いつもこうやってオキエの願いを斜めから叶えて驚かせてくれるエンジェルさんありがとう。
まるで雪組のような看板も見つけた。
知ってたらランチここで食べたのに。
それから程なくして、公演場所である三重総合文化センターにバスで移動しました。早めに行ってセンター前にある博物館に入りたかったので。
ここがまた面白かった。
最初にミエゾウの全身骨格復元標本がお出迎えしてくださいます。
この全身骨格復元標本が出来上がる過程を紹介する映像は必見です。めっちゃ大変やったんですね。ありがたみがよくわかって勉強になりました。
鈴鹿山脈の自然、原生林とその生き物(大杉谷と大台ヶ原)、東紀州・熊野灘の魚たち。その大自然の様がわかりやすく展示されていて、圧倒されます。
江戸時代の伊勢参りの様子など、見ていてめちゃくちゃ楽しかった。時間があったら映像も全部見てもっと詳しく知りたかった。
あなたの望む江戸時代の伊勢参りはどんなの?的なシュミレーション体験は、90秒でできたのでチャレンジしてみました。
ギャポーン・・・
5日間で178万円使ってしまった。
請求書を見たときはマジで一瞬眩暈した。
え~、何がそんなに高くついたんや。
めっちゃご馳走食べたんかな。
ぜひもう一回チャレンジしてみたいです。
博物館を出た頃には、もうすっかり夕焼け空でした。
これから始まる黄金時間をまるで予言するかのような美しさです。
雪組/はばたけ黄金の翼よ・Music Revolution! - 50女の遊び方
穏やかな気候に育まれた津市の温かさと宝塚雪組の素晴らしさを満喫して、旅の一日目が終わりました。