朝の8時半には畑にいたオキエです。
なまけ者のオキエにとっては考えられない現象です。
それもこれもまたあの藤ちゃんのおかげです。
「私、めっちゃ畑仕事がしたいんです。」
藤ちゃんがあまりにも熱く言うので、亀岡で開催される農マルシェの話をしたら、マルシェのみならず農家体験から参加することになりました。
今回体験をさせていただいたのは、亀岡の「べじたぶるぼーと」さんの畑。
綿密にプランニングされた美しい畑です。
先生の後を歩く、やる気満々の藤ちゃんの背中。
亀岡の秋冬の朝は霧に満ちています。
その幻想的な風景の中、畑のあぜ道を進みます。
「一人一作物担当で体験していただきます。最初に体験したい方は?」先生の呼びかけに、一番に元気よく手を挙げた藤ちゃんの担当は四角豆。
先生に採り方を教わって、収穫。
四角豆は熱帯アジアが原産といわれているマメ科の植物で、日本では沖縄を中心に栽培されているようですが、亀岡でも最近ちらほらと見かけるようになりました。
適正サイズを選び、虫食いをはじき
新聞紙にくるんで
ポップを書いて(藤ちゃんはデザインの専門家なので上手)
商品として、出来上がり。
「え、もう終わりですか?」
半日がむしゃらに農作業をする勢いで来た藤ちゃんには物足りない作業量でした。
なので、オキエが担当した間引きニンジン作業もやってもらいました。
こうやって間引かれた野菜も販売する、というのは良い事だと思います。人参の葉は栄養価がとても高いらしいし。
農家体験終了後は、車で場所を移動しました。
いよいよ農マルシェ会場に向かいます!!
駐車場からなんだか不安な道をめっちゃ歩いて、会場に到着した頃にはもうお腹ペコペコ。
食べる担当のオキエの本領発揮のお時間です。
本当は、いつもランチに行く「Saji」と「古民家レストラン淳」のシェフが担当のビュッフェランチを食べたかったのですが、予約しようと思った時点で完売してました。
でもブース出店のお店のお料理がどれも美味しそうすぎたので、全然大丈夫で楽しんだ。
ザ・本日のオキエのランチメニュー!!
赤トウモロコシが乗ったおこわのおにぎり。
アキラファイヤーさんの美山のだし巻き卵
京丹波町の黒沢さんのオーガニック薄力粉で作った豚まん
美味しくいただきました。
全て薄味、自然の味付けの料理でした。
料理の味っていうのは、国や地域だけでなく、世界観によっても個性が出るもんなんだろうな~
ヤギちゃんもいたよ。
大人しくてかわいい良い子。
オキエ家に毎週配達をしてもらっている移動八百屋「369Works」さんのブースもありました。今回のイベントの案内はこちらからいただいたのです。
そして、この農マルシェの会場になった場所は、昨年オープンした「KIRI CAFE」さん。
ここがまた面白みの詰まった情報発信基地的カフェなのですが、昭和脳のオキエはまだこの場の全体像をつかめていません。まぁぼちぼち歩み寄って行きたいと思っています。
でも農厚スムージーは美味しかった。
オキエの今夜のごはんはお茶漬けでええんちゃうん。
と思うくらい、美味しくて栄養価の高いランチタイムになりました。
帰る頃にはオキエ達が収穫した野菜も陳列されていた!
せっかくなので藤ちゃんが収穫した四角豆を購入して、369Worksさんで買ったしいたけと一緒に炒めて、夜ご飯に美味しくいただきました。
※今夜はお茶漬けとちごたんかい
※せやかてたんぱく質は夜もしっかりとったほうがいいで
マルシェからの帰り道、ほどよく疲れた身体が最後に欲したのは、美味しいコーヒー。ということで、シメにコーヒー豆屋さんの喫茶に寄りました。
知る人ぞ知る名店のこの喫茶、10年ぶりくらいに来たけど、相変わらず美味しかった。
ほっこり癒されて、楽しいおでかけの終了です。
うろおぼえで今日の諸々の出費を書き留めておくと・・
農業体験の参加費 500円
おこわのおにぎり 250円
だし巻き卵 400円だったかな?
豚まん 350円だったかな?
スムージー 400円
369Worksさんの玉ねぎとしいたけ 650円くらい
大江さんの四角豆 300円
山本コーヒーのロイヤルブレンド 400円
今回のマルシェでは、亀岡近郊の若手農家さん達の地に足の着いた農村コミュニティの存在を目の当たりに見ることが出来て、とても頼もしく感じました。
オキエもしっかり食べて楽しんで参加したい!!
そしてこれから藤ちゃんの畑願望は、いったいどこに向かうのか。
そちらも、楽しみにしていたいと思います。