楽しみにしていた本が届いて嬉しいオキエです。
日本海に面する北陸地方の福井県小浜市から、ギュッと想いがつまった"箸"の本ができました!!
国内の塗箸生産シェア80%以上を誇る小浜市で、60年以上にわたって箸をつくり、表現し続けてきた若狭塗箸職人・的場政義さん。彼の作品と生き様、そして想いを一冊にまとめた本です。
先日の小浜市ひとり旅で購入した素敵な若狭塗箸、「ぬくもり」(1,200円+税)。
この箸の製作者の話を書いた本が出版されているという事で、通販で購入しました。
楽しくて一気に読んじゃった。
本には塗箸職人としての的場さんの生きざまのお話と、珠玉の16選のお箸の写真が載っていました。
まず、お箸に名前が付いてるなんて知らなかった。
まぎれもない、芸術作品です。だからこそ、普通に使う事で日常を豊かに彩ってくれる。
また、どんな方がどんな風にどんな気持ちでどんな背景の中作っておられるのかを知ることで、その物への愛着はグンと深まります。
丁寧に塗り重ねられた匠の技のお箸、大切に楽しく使いたいと思います。
それにしても・・・
こういう本って、いい。
すごくいい。
誰かが丁寧に生きて来て残してくれていくものを、美しい写真と文で味わえるのがとてもいい。
この本の著者、佐藤実紀代さんのコンセプトにはとても共感する。
福井県福井市で、出版できる小さな本屋を始める第一歩として、小浜で出会った80歳の若狭塗箸職人の作品、生き様、想いを後世に残すための書籍『はしはうたう』を出版します。本を通じて、これからの表現者に勇気とエールを送ります!
古今東西の表現者たちの表現を楽しみたくて、日本中旅をするオキエの心をめっちゃくすぐる。
佐藤さんの本屋さんにもいつか遊びに行きたいと思います。
やっぱり日本は面白い。
旅をしながら、もっともっとよそ者として、いろんな表現にちゃんと関わりたい。
また旅のわくわくが燃え上がってきてしまいました。