♪ 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ~
池中玄太80キロは欠かさず見ていたオキエです。
この本を読みだしてから、ついつい口ずさんでしまう。
亀岡で暮らしていても、旅をしていても。
一歩外に出かけたら、とにかくいろんな鳥たちに出会います。この頃、そんな鳥たちの事が気になってきてて、「鳥の本を読んでみたい。」と思っていたところ、この本に出会いました。
中にはオキエが出逢った野鳥のエピソードなどもあって、めっちゃ面白いです。今日はそのエピソードをいくつか書き留めてみようと思いました。
カワウ
オキエが見た時、鵜は大きく羽を広げて雄々しく立っていました。
鵜は進化の段階で、防寒性・防水性よりも攻撃性を選んだそうです。羽に空気を含めない仕組みなので、素早く水に潜って魚を捕まえることが出来るのです。だからお日様の下で大きく羽を広げて乾かす作業が必要になってくるんだそうです。
なるほど~
ピョンピョン跳ねるようにいつも歩いているイメージのハクセキレイ。
空を飛ぶのはものすごくエネルギーがいることなので、鳥も出来たら飛びたくないんだそうです。基本は歩き!けれども遠方の食べ物に向かって歩いている途中、ライバルが現れたりしたらその時はちゃんと急いで飛ぶそうです。
カラス(おがらす様)
「宮島のカラスは弁天様のお使い。だからああやってトンビを追い払っている。」
トンビを追いかけるカラスを見て、人力車のお兄ちゃんにそう教えてもらったオキエでしたが、元々カラスはトンビやタカを追いかける習性があるそうです。「モビング(疑攻撃)」と言われる習性で、本気でやっつけようとするのではなく、追い払う程度で止めるのが特徴です。そうやって、お互い快適に暮らす領域を示しあっているのか、あるいは遊んでいるのか。
でもやっぱりそれは弁天様や神様のためのお仕事なのかもしれない。宮島の人だけが今でも語り継いでいる真実なのかもしれない、と、思ったりもします。
雀
オキエ家の古い換気口に雀が巣を作りましたが、これは雀にとってベストな環境であることがわかりました。雀はホバリング(翼をその場で羽ばたかせて位置調整をしながら飛ぶこと)が出来るので、この換気口の隙間を上手に入って行けますが、雀の卵を狙うカラスやタカはこのホバリングが出来ません。なので、とても安全なのです。
賢いなぁ~
トビ
京都ではお弁当のおかずの窃盗で問題になっているトビですが、なんとオーストラリアでは放火をするトビがいるのだそうです。雷などで起きた自然な火事から火のついた枝を加えて持ち去り、他の場所で落とし、火から逃げ出す小動物を捕まえるのだそうです。
ひ~
人間と同じく、「賢さ」の使い方は鳥にも個性があるんですね。
鴨
鳥は基本的に同種婚、雑種がほとんどいない生物だそうです。が、鴨は別種と恋ができる珍しい鳥なのだそうです。鴨のオスは種類によって模様がはっきりわかれていますが、メスはどの種類もよく似ていて分かりにくいのがその理由だとか。
ということは、鳥の恋はまんま見た目で決まる、ということなんですかね。
いやぁ、面白い。
こんなエピソードを読むと、鳥との出会いがますます面白くなってくる。
本の話からそれますが、オキエが豊岡まで会いに行ったコウノトリさん、なんと亀岡にもおみえになったそうです。
オキエの大好きな写真家ブロガー、inuwan33さんがブログで紹介されていました。
おおお・・・
ようこそ亀岡へ、コウノトリさん!!
そんな感じでこれまでいろんな鳥さんたちに出会ってきました。
サギ
白鳥
かもめ、ウミネコ
そして今・・・
オキエの最大の憧れ(鳥部門)は、「鶴」さんに出逢う事です。この動画を見て、心に夢が宿ってしまいました。
鶴の散歩。。。#さすが北海道#幕別町札内#初めての光景#さすがにびっくり pic.twitter.com/Ip0YSjz1zq
— 小田 新紀 (@mssc_araki) February 16, 2019
そのためには北海道に行く必要があるようです。
※そういえば池中玄太さんは丹頂鶴を撮るのがご専門でしたね。
難易度が上がっていく・・・
うむ。
まずはタンチョウ保護活動に寄付からやな。
※外堀から丁寧に埋めていくタイプ
日本中の鳥たちと、鳥を愛する皆さんへの敬意を胸に抱き、また次の旅の準備にとりかかりたいと思います。