50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

思い出のレシピ

 

今日も美味しい一日をすごしたオキエです。

 

昼はひさしぶりにMIMIでデザートを食べました。

 

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いちじく三昧!!

 

幸せすぎる秋、進行中です。

 

無花果の 生きるに丁度 良い甘さ <おきゑ>

 

 

しかし・・・

 

実はここ数日、MIMIやCafe.Nouka といったオキエの大好きな亀岡のカフェに、立て続けに空き巣が入ったんだそうです。ガラスの割られ方からして、同じ空き巣のようです。

 

亀岡の「のほほん」とした人たちが、おおざっぱな空気が、そのおおらかさを失っていくのはとても悲しい。けど、少し気をつけたほうがよさそうです。

 

亀岡・南丹地域のカフェのみなさん、どうかご無事で。

  

そして・・・

 

空き巣に入らなければならない「今日」を歩んでいる人たちに、空き巣に入らなくても幸せに暮らせる「明日」が、どうかやってきますように。

もし本人たちが望むなら・・・ではありますが。

 

 

夜は久しぶりにおからを炊きました。

 

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オキエのおからはとっても評判がいいんです。作ったら家族みんな大喜びをしてくれるし、食べた友達はレシピを聞いてくれる。

 

このおからのレシピは20年前くらいに近所の先輩ママさんの集まりで教えてもらいました。だからうちの近所の子供たちはこのおからを食べて育っている可能性が高いはず。

 

こうやって郷土料理っていうのは広がっていくのかもしれないですね。

 

 

せっかくですのでレシピと呼ぶのも恥ずかしいようなレシピを載せてみましょう。

※先輩ママに失礼があってはいけないので申し添えておきますと、かなり大胆に手抜きレシピに変えています。

 

今日使った食材

ごぼう切って売ってるやつ一袋

人参1/2本

こんにゃくミニサイズ

ひじき1/2袋

油揚げ1枚

おから一袋

ケトルに2/3くらいのお湯+粉末だし

砂糖わりとがっつりめ

しょうゆ、みりんはお好みで

 

①食べやすいサイズに切ったごぼう&にんじん&こんにゃくをサラダ油で炒める。

②火が通ったらこれも食べやすいサイズに切った油揚げ、もどしたひじきを入れる。

③全てに火が通ったらおからを投入、さっと混ぜ合わせる。

④出汁(オキエは沸かしたお湯に粉末だしを混ぜたもの使用)、砂糖、しょうゆ、みりんを加えしっかり混ぜてひと煮立ちさせ、しっとりするまで水分を飛ばして、最後にきざみネギを混ぜたら出来上がり。

 

そんなに長い時間煮込む必要はありません。

全てに火が通りさえすれば問題なし。

 

味はもちろん食材によって左右されるけど(船越豆腐店のおからとおあげで作ったらそりゃ美味しいけど)、まぁ普通にスーパーで売ってるもんで作っても十分美味しいと思います。

たんぱく質よもやま話 - 50女の遊び方

 

 

レシピで思い出したけど。

 

昔仕事で関わった、変わり者のおじいさんの自慢の「カボチャ煮」を、レシピ化してあげたことがありました。

 

おじいさんの言う「みりんはお玉の半分ちょっと下が隠れるくらい」とか「酒はワンカップのやつ」といったキーワードをCCやスプーンに換算して、写真も撮ってパソコンで本に載ってるみたいなレシピに仕立て上げました。

※その時、料理って作ることはできてもレシピにするのは本当に難しいんだと知りました。世の中のレシピ提供者の皆さんには敬意しかない。

 

そのおじいさん、感動して本気で喜んでくださったのは良いんだけど、そのレシピを持って新聞社や市役所に「このレシピを載せてくれ」って営業にまわらはったんはビックリした。

 

「こんな美味しいカボチャ煮の作り方を市民新聞に載せないなんて、これは市民の損失でしかない!役所の怠慢だ!!」と市役所で大暴れされた、という話を聞いた時には眩暈もした。

 

でも地域の新聞とかには、いくつか載せてもらったはりました。

 

すごい。

夢って叶うんや。

※「次はこの料理のレシピ化を!!」と言われたときには、丁重にお断りしました。

 

オキエは当時の仕事柄、ホンマに面白い人たちをたくさん見て来たと思う。それはもう本当に奇想天外で、めんどくさくて、でも面白い人たちだった。

 

その人たちに、オキエは「世の中の広さと狭さ」を見せてもらったような気がします。

 

おじいさん、どうしたはるんかな。

注:会いたいわけではない。

 

 

どうかみなさん、元気で良き人生を。