50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

うりずんで窯焚き、再び

 

再び「うりずん」に行ってきたオキエです。

うりずんで窯焚き体験 - 50女の遊び方

 

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窯焚き、いよいよクライマックス。

 

今日は友人の藤ちゃんが「見たい!行きたい!連れて行ってほしい!!」と言うので、朝9時ごろからおじゃましました。

 

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よく働いた、藤ちゃん。

 

窯の空気がこの土の下を通っているので、この場所はまるでサウナ。

 

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空気は煙突を経由して、

 

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空へ。

 

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自然が創造する芸術の現場、圧巻です。

 

窯内の温度は1100度を超え、長かった窯焚きは昼頃ついに終了を迎えました。

 

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薪の差込口を土?で固めて火が漏れないようにして、ここから一週間かけて自然に冷ましていきます。

 

ほえ~

 

見てみたい、炎が静かに沈下してやがて静寂と共に器が冷めていく過程、見てみたい。

 

けれどもそれは永遠に誰の目に触れることもない、神秘の営みなんですね。

※ひょっとしたら1000度とかに耐えられるカメラとかあるんか?

 

これは、昨夜窯の中から鯉太郎さんが作品を引き出した瞬間の写真。

 

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黄金色に輝く壺に、今日は早速お花が生けられていました。

 

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美しい・・・

鯉太郎さんの作品は、自然の風景に良く似合うと思う。

 

どなたの作品かはわかりませんが、こんな面白い素敵な器があちこちにゴロゴロころがっている贅沢な山荘、うりずん

 

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本当に不思議な場所です。

 

ガーデンでは野草たちが綿毛をいっせいに飛ばしていました。

 

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まるで雪みたい・・・

キレイ・・・

 

「今年は色々あって雑草刈りが出来なかったんや。こうなる前に刈りたかったのに。もうイヤ~」

 

うっとり喜ぶオキエとは間反対に、鯉太郎さんは深くお嘆きになられていました。

※また手伝いに行きます・・・

 

 

陶芸家やお手伝いされていた男性の皆さんが、最初に向かわれたのは露天風呂。

 

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労働の後の露天風呂。

どれだけ気持ちいいか想像してみて気持ちよかったです。

 

そして・・・

 

そのあとのお楽しみバーベキュー大会にも、またまた参加させてもらいました💖

 

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石川名物「とり野菜みそ」の味噌汁まで出て来た。

 

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石川県から来ていた方が作ってくださったのですが、ここで「ポセイドン石川」の話でいきなり盛り上がる、北陸大好き人間藤ちゃんとその方。

POSEIDON・ISHIKAWA OFFICIAL SITE

 

何それ?

海の生き物?

 

先ほど藤ちゃんからラインでポセイドン石川さんの動画のurlがいくつも送られて来たので、今夜はがんばってそれを視聴いたします。

 

食事の後は、山荘で昼寝をしました。

 

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がんばって労働していた藤ちゃんは爆睡。

 

贅沢の極みな時間をゆっくりすごさせてもらいました。感謝しかない。

 

 

うりずんからの帰り道には、亀岡マダムズの馴染みのカフェレストランでプリンアラモードを食べました。

京都府亀岡市のおもしろ カフェ・レストラン|ポポクラブ

 

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なんかこういうデザート久しぶりで、美味しかったです。

 

 

 

それにしても。

 

出口鯉太郎氏は、ほんとうにすごいと思う。

でも、このすごさを伝えるのは難しい。

 

なぜなら、彼自身が自然と一体となって、関わる人々と共に優しい風景となって生きているように感じるから。空気や風や草花が野放しにされている様のすごさを伝えるのが難しいのと同じかもしれない。

 

「出口鯉太郎」と「出口鯉太郎の作品」の境界線も、私には上手くつかめない。

 

「すごくない」状態でいる「すごさ」って、すごいねん。

 

みたいな。

 

私は時々なんとかしてそのすごさを世界に知らせたい欲にかられてしまうのだけど、彼はそれを望まないかもなぁ。と、思っている。

 

望むも何もなくて、それが自然の流れなら好きにしていい、と思うかもしれない。とも、思う。

 

 

そんなことを何となくふわふわ浮かぶ綿毛のように考えながら、次回は神秘の「真夜中の窯焚き(のプチお手伝い)」にチャレンジしてみたいと画策しています。

 

最高の瞑想が出来るらしい。

 

 

まぁとりあえずは、

 

己が楽しもう。