久しぶりに大好きな「うりずん」で遊んできたオキエです。
今日は陶芸家の出口鯉太郎さん、金重剛さんの窯焚きを見せてもらいました。
このお二人は備前焼の陶工として人間国宝になられた金重陶陽さんのお孫さん達です。
従妹同士のお二人が24時間×5~6日、交代で火の番をされるとのことで、お菓子を持って行きました。
ちょうど担当時間だった鯉太郎さんに火のくべ方を教えてもらった。
恐々、チャレンジ。
同時間帯に来ていたアメリカ人の青年、同じく初心者なのにめっちゃ上達しはるの早かった。やっぱり度胸が必要なんやろうね。
ただ燃やせばいい、というのではない。
炎が美しくなくてはならない。
のだそうです。
たしかに鯉太郎さんがくべた時の炎のゆらめきは美しかったなぁ。
大量の薪がこの数日間で炎と化していきます。
すごい。
土と木と炎、自然が濃密に関係しあって生まれる究極の芸術、陶芸。
オキエが行ってた時の窯の温度は800度。
夜には1000度を超えたらしい。
昨年、岡山の作陶展で購入した鯉太郎さんのお皿。
美しいけれどもとても親しみある温かい作風、大好きです。
この中からまたどんな作品が生まれてくるのか、見せてもらえる日が本当に楽しみです。
そうこうする間にちょうどお昼タイムがきて、オキエもみなさんのお食事にお付き合いさせてもらっちゃいました。
御用蕎麦司 本家尾張屋 (HONKE OWARIYA) | 寛正六年(1465年)創業
尾張屋さん、ほんまに好き。
昨年、髙島屋店に食べに行った時の記事もある。
オキエってほんとうにラッキー50女すぎる。
鯉太郎さんの奥さん・Cちゃんが、他にもいろいろと用意してくれてめっちゃご馳走。
※窯焚き中、窯焚き人は四つ足を食べないんだそうです。火の神様に対する配慮らしい。
今日もまたうりずんにてこの世の極楽を味わわせていただきました。
空の模様が季節替わりを教えてくれて、
芸術の秋、そして食欲の秋がゆっくり近づいてきます。
あぁ・・・
後ろ半分の秋、警報発令。