京都のお盆のフィナーレ・五山の送り火を、今年はテレビで楽しんだオキエです。
京都五山送り火|京都四大行事|京都観光オフィシャルサイト - 京都観光Navi
保存会の皆さんの日々のご苦労やここに至るまでの過程を見つつ、いよいよ点火へ。
煌々と燃える松明から、ひとつひとつ丁寧に準備された火床に火がうつっていきます。
「大文字」
(京都市左京区浄土寺・大文字山(如意ヶ嶽)。20時00分点火)
「松ヶ崎妙法」
「舟形万灯籠」
(京都市北区西賀茂・船山。20時10分点火)
「左大文字」
「鳥居形松明」
お盆と同時に京都の夏が終わっていくような寂しさを感じます。
元京都市民としてなんとなく身近に感じながらも、あまり詳しく知らなかったこの送り火。
それぞれの山にそれぞれの保存会があるのに驚いた。
そして、五山とも点火資材や仕様がそれぞれ違うというのも驚いた。
保存会の皆さんはこの一日を迎えるために、一年も二年も準備をされるんだそうです。
当たり前にそこにあると思っているものは、実は当たり前にあるわけではない、と、わかっていながらわかっていない、良い例です。
ありがたみ倍増。
おかげさまで、おうちに遊びに来ていた京都の精霊の皆さんはあの世にお帰りになられました。
この世に生きるものとして、また明日からも元気にまいりましょう。