心と言うものはそう単純なものではない、と常々思うオキエです。
ひとつの事象にも同時に「嬉しい」「悲しい」など、様々な気持ちが織り交ざるものです。
そういった幾重もの様々な思いを重ねてなお「嬉しい」と思う嬉しさの深みこそが、人生の豊かさかもしれません。
子供たちが見せる100%の純粋な嬉しさも、
年老いた者たちが見せる様々なものが入り混じった嬉しさも、
いろんな嬉しさが共存して、世界は今日も美しく輝いている。
なにが言いたいかというと、筍をもらいました。
皮付き筍をもらった時の嬉しさは、ほかのどの食材をもらったときよりも複雑です。
一分一秒でも早く茹でないといけないという時間的圧迫感にさいなまれ、我が家にある一番大きい鍋を奥のほうから引っ張り出し、そして近所の精米機まで米ぬかをもらいに行かねばなりません。
どわっと入ってしまった。
ぐつぐつ茹でること40分。
鍋ごと放置でさまして3時間。
ここまできてやっと100%嬉しいに変わりました。いや、手間暇かけた分120%くらいになってるかもしれん。
美味しい筍!!
めっちゃ幸せな瞬間です。
筍や ああ筍や 筍や <おきゑ>
明日はちりめんじゃこを買ってきて、家族みんなが大好きな佃煮にしたいと思います。
そんな筍色に染まった連休一日目。
リフォームのための準備作業も、一歩前進しました。
段ボール箱を組み立てた。
明日の二歩目に向かって、今夜は早く寝ることにしましょう。