諸行無常@オキエです。
諸行無常:万物はいつも流転し、変化・消滅がたえないこと。
今日はまたまた京北へおでかけしました。
THE 里山
静かです。
今日のランチは京北の桜の名所、常照皇寺の前にあるお食事処、山陵汀さんでいただきました。
常照皇寺|観光情報検索|京都“府”観光ガイド ~京都府観光連盟公式サイト~
とにかく桂川の眺めが美しい。
ましてや桜の季節の美しさは、言葉も飲むほどだろうと推測できます。
オキエはぼたん入り鍋焼きうどん・1,400円をいただきました。
ぼたんがほんまに美味しかった。
コラーゲンぷるぷる。
ぼたんって、こんなにあっさりしてクセが無くて、それでいてコクがある美味しさなんだ。と感動しました。
地域性や調理の腕もあるんだろうけど。
里山ジビエ、美味しくありがたくいただきました。もちろんおうどんも何もかも美味しかった!!
※このぼたん入り鍋焼きうどんは桜の季節までの期間限定です。食べてみたい方はお早めに!
で
こちらの山陵汀さん、昨年の大雨の時も台風の時も、たいそうひどく被災されたそうです。
川の水位がみるみる間に上がってきて床机やテーブルが流されたり、川底の土砂が庭園に30㎝ほどゴミと共に残ったりしたそうです。また、停電が10日続いたので冷凍冷蔵庫の食材が全て破棄処分にもなったんだとか。
やっとこの頃通常運転にもどれたそうです。
言葉も出ない。
昨日は東日本大震災が起こった日でした。
そして、奇しくも宮城県出身のタカラジェンヌ、花組トップ娘役・仙名彩世さんの宝塚大劇場卒業の日でもありました。
ゆきちゃんはご卒業のご挨拶で、「東日本大震災の日に祝福して見送られることに葛藤もある。」と、おっしゃっていました。
けれども、東日本大震災の経験によって、舞台人として生きる決意がかたまったのだ、というようなことも話しておられました。
それぞれの被災体験があるんですね。
そして
べーちゃん、じゅりあさんのご卒業。
さらに本日の明日海りお(みりりん)さんの退団発表(次回公演にて)。
※まだ現実として受け止めてない
私の愛した花組が思い出に変わって行こうとしている。
『方丈記』
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
今日はいろんなことがありすぎて、今の考えをまとめるのは無理みたい。
でも、ぼんやり浮かんでくる言葉がひとつだけ。
みりりんも言ってたけど。
今この一瞬一瞬を、ちゃんと愛そう。