50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

町場の偉人たち(尺度統一)

 

最近のおうちカフェは、ほうじ茶ラテがお気に入りのオキエです。

 

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伊藤園の粉ほうじ茶を温めた豆乳に混ぜてできあがり。疲れているときなどは少しお砂糖も足します。

 

はまった。

美味しいです。

 

寒い日のサロンのお供に最適なドリンクがまた一つ増えて嬉しい。

 

京都には様々な本格お茶屋カフェがあって、とても楽しいです。でも遠方からいらしたお客さんのお供で回るぐらいで、なかなか自分だけでは行かないけど。

 

今年はちょっとこんな飲み物界にも見聞を広げに行ってみようかな。

 

リフォームが終わったらサロン充実化計画してみたいので。

 

 

 

さて、話は全く変わりまして。

 

愛媛の坂の上の雲ミュージアムに行ったときに、解説映像で気になって調べてみようと思っていた建白書の「尺度統一」のお話の続きです。

道後温泉とおもしろき人々 - 50女の遊び方

 

建白書(ケンパクショ)

政府や長上などに自己の意見を申立てる文書。

 

明治前期には国民が政治に参加することになって、様々な意見が建白書を通じて集まってきました。

 

その中のひとつ、「尺度統一」を建白したのが長野県の市川又三さん。

 

私たちが当たり前に使っている尺度。これが使う人によってばらばらだと、とても混乱することは簡単に想像できます。

 

近代国家を創るためにはそれを統一すべし、と、建白書で意見を述べた又三さん。

 

色々と検索をかけてみましたが、あまり情報が無い。唯一、佐久市のホームページから情報を得ることができました。

 

佐久の先人検討事業 | 佐久市ホームページ

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又三さんは、私財を投げうって、尺度統一の研究をして建白を重ねていきました。

 

しかもこのことは親戚中誰も知らなくて、又三さんは家を傾かせた人物として、一族に代々伝わり続けることになったんだとか。100年たって、建白書の研究をしていた大学の先生の訪問でやっとこの偉業が明るみに出たそうです。

 

子孫もビックリ。

 

私たちが当たり前に享受している文明は、ここに至るまでの誰かの努力があってこそのものなんだ、ということは、まんぷくを見ていてもよくわかります。(来週、ついにチキンラーメンできるね)

 

粉ほうじ茶が出来るまでも、きっと色々あったんだろうと思います。

 

歴史の中の町場の名もなき偉人たちに、心から感謝をしたいと思います。

 

 

おかげさまで、オキエは幸せです!!