年に一度の夢の祭典を映画館で観てきたオキエです。
『タカラヅカスペシャル2018 Say! Hey! Show Up!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
楽しかった~。
タカラヅカスペシャルを観ている間は時間が一瞬で過ぎてしまうので、幕が下りる時には毎回本気で驚きます。体感時間は第一部5分、休憩30分、第二部5分の合計40分といった感じです。
年末恒例のこの公演は、東京公演中の組を除いて全組のスターがそろうので、普段の舞台では味わえない楽しみ方ができます。
まず、違う組の同期(音楽学校時代2年間の同級生)が並ぶ瞬間。
89期の「みりりん」と「だいもん(のぞ様)」や、94期の「珠ちゃん」と「ゆきちゃん」が一緒に歌ったり踊ったりする楽しそうな姿は、見ている者の心を故郷へ誘うような温かさに満ちていて、涙までこぼれてしまいます。
※花組時代を思い出す時は、「のぞ様」ではなく「だいもん」と呼びたくなる私です。
また、組替えした人が以前所属していた組の人とからむシーンも、同じく胸にジーンときます。
「みりゆき」「だいきほ」、花組の皆さんに「みつるさん」までが同じカメラに収まった瞬間の、なんとも言えない「ただいま」感は格別でした。
「珠ちゃん」と「ちなつちゃん」と月組の皆さんが並んだ瞬間もしかり。
でも、なんせ体感時間5分の中で起こっている出来事なので、そんな素敵な瞬間をたくさん見逃していると思います。あとは来年末に放送されるであろうスカイステージでじっくり確認したいと思います。
※そして今週末は昨年のタカラヅカスペシャル2017の確認作業をしっかりしたいと思います。
しかし
望郷の念にかられる懐かしい場面に感涙した後、現在の組に戻って今年の演目の歌を歌ってくださる場面が、なんだかんだ言いながら結局一番嬉しくて、安心して、ときめいて、落ち着いたりするわけです。
「もう私の生きる場所はここなんだ、って、やっとわかった。」みたいな意味不明なセリフをつぶやいてしまう瞬間でもあります。
のぞ様のファントムも、珠様のバッディも、身体中の細胞が甲子園5万人阪神サヨナラ満塁ホームラン級に盛り上がりました。
いや~しかし。
好きなものがある、好きな人がいる、って幸せなことやなぁ。
「好き」っていうのは、人生を豊かにしてくれる最強のツールやなぁ。
どう考えても、「好かれる」よりも「好き」になるほうが、はるかに己をハッピーにしてくれる、と思う。
誰かの気持ちの移り変わりを気にすることもなく、なんの気兼ねもなしに、自分のままで「好き」を楽しんでいられるって、なんというスペシャルな恵みなんやろう。
オキエは宣伝カーに乗って走り周って言いたい。
人生、好きになったもん勝ちやで!!
これで持ち帰り仕事も今夜中に片づけられそうな気がします。
エンドルフィンが脳内に大量に分泌されている間に、がんばって終えよう!!
エルドフィン:脳内で機能する神経伝達物質のひとつである。内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示す。特に、脳内の「報酬系」に多く分布する。内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている。そのため脳内麻薬と呼ばれることもある。食欲、睡眠欲、生存欲、本能などが満足すると分泌される。