50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

おかしみの夜

 

 

 

おやつが食べたいオキエです。

 

 

前回のカーブス体力測定でちょっと心を入れ替えた私は、おやつを減らすように決めました。

 

そのためにおやつを買うときはカロリーを確認する、ということを始めたのですが、どれもすごく高くてビックリしています。

 

私今までよく生きてたな。

 

神様と自分の身体を構成してくれている細胞さんに感謝するしかない人生です。

 

 

 

今夜は、高浜虚子の師である正岡子規の俳句を読みました。

ちょっと笑えるようなおかしみのある句ばかりを集めた本だそうです。

 

 

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稲妻や 大福餅を 食う女

琵琶聴くや 芋をくうたる 顔もせず

※稲妻・芋ともに秋の季語(雷は状態によって季語がわかれる)

 

 

食べ物の句ばかりに目が行くけど。

 

ひとつめの句は、稲妻と大福餅と女の組み合わせの妙がおかしくもあり、それでいて怖さや美しさをも感じさせる句だと思いました。

 

すごい。

さすがや。

 

ふたつめの句は、人間のおかしみがほんとうに素直に表されていて、無条件に面白い。笑う。こんな句が詠みたい。

 

 

長き夜 戸棚の菓子の 呼ぶ声よ 

クリスマス ケーキを買うにも 理由付け

栗饅頭 見つめて断った 我を誉め

 


おかし見るだけの夜。 


せつない・・・