久しぶりにおけいはんに乗ってお出かけしたオキエです。
京阪電車、ボディのデザインが変わっててびっくりした。昔は濃い緑と薄い緑のツートンだったのに。
「こんなの、私の知ってるあなたじゃないわ!!」までは言わないけど。
あれ~
こないだ出町柳に行った時はどうだっけ。あの時は特急に乗ったのかな。
時は流れているのだなぁ。
などと驚きつつも、懐かしの七条駅で降りて、まずはランチタイム。オキエが高校生の時、中学生と間違われてあやうく補導されかけたマクドナルドで。
川端から東の七条通り、
このへんまではオキエの中学校の校区で、友達とよく遊びに来ました。
通りを歩けば国立博物館。
中学生の頃、好きな男の子を含む10人くらいの仲間で遊びに来た事もありました。
楽しかったな〜
かわいいトキメキ、懐かしいな〜
高校生の頃には、ジュース目当てで友達としょっちゅう献血に来ました。歩いて3分のところに仲のいい友達の家があったので、このへんは庭のようなものでした。
今はもうここで献血はできないのね。
本日の第一目的地です。
このあたりを庭のように暮らしていながら本堂に入った事がなかったので、「やはり一度入っておかないと。」とずっと思っていて、ついにやってきました。
お庭。
本堂の中には国宝・千手観音坐像と千体の千手観音像が安置されています。
千体の千手観音像、圧巻でした。
必ず会いたい人に似た像がある、という伝説もありますが、今日はなぜか逆で、いっつも会っている友達に似た像がありました。
ちょっと笑った。
他にも、国宝の風神・雷神様や、帝釈天様にその四天王、鬼子母神様らもいらっしゃって、オールスターやタカラヅカスペシャルやオーシャンズ11のような豪華さ。
その真ん中には千手観音坐像様。
太陽のような強く明るく優しい光に胸が熱くなりました。
いつも護ってくださって、ありがとうございます。
これからも、観音様の御心に沿って暮らしていけますように。
おんばさらだるまきりくそわか
祈るのみ。
もうひとつ、三十三間堂と言えば、有名なのが大的大会。
いわゆる「通し矢」です。
でた。
オキエの黒歴史。
高校生の時に弓道部だったオキエは、「通し矢」に出場させてもらえることになりました。大的は得意(近的は不得意)だったので意気揚々と参加をしたのですが、出番を待つ間に小腹がすいて、友達と一瞬たこ焼きを食べに行って帰ってきたら出番が終わっていました。
オーマイガ
父は近所の人にオキエが通し矢に出ることを随分と自慢していたので、この事実は永遠に闇に葬られることになりました。たぶん今でも母は知らない。
奇遇にもちょうど今日はそんな父の命日だったので、父の行きつけだった喫茶店でコーヒーを飲んでいくことにしました。
七条通りにある「喫茶アマゾン」
なんでリンクの文字が四条になってるんかがわからんけど、七条にあります。
京都府四条のサンドイッチがおいしい喫茶店「喫茶アマゾン」公式サイト
父は「ここの珈琲は本当に美味しい。」と、よく言ってました。
うん、美味しいね。
夜は、京都中小企業同友会の研修会にゲストとして参加をさせていただきました。
以前にもご紹介しました、社会的共同親。
「親や大人のサポートが希薄になりがちな社会的養護下で暮らす子供たちにとって、いつでも相談ができる身近なおっちゃん・おばちゃんになろう。」という中小企業家の皆さんの取り組みのための研修会です。
児童相談所の児童福祉士、児童養護施設のケアワーカー(児童養護施設出身者)、そして実際に子供たちを実習生として受け入れている中小企業の方のお話がありました。
「かわいそうな子供たちを支える。」のではなく、「子供たちの力を社会に発揮させないでおくのはもったいない。」という視点で活動されているというお話に、いたく感銘を受けました。
またこの話は後日ゆっくり書いてみたいと思います。
父の命日に自分の子供時代を振り返りながら懐かしい道を歩き、千手観音様や鬼子母神様に圧巻され、そして今まさに子供たちのために活動している方々にも圧巻される。
なんというか。
なんとも言えない一日でした。
なので
どうか私とエンジェル達を適切な場所にお運びください。
こんな感じ。