50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

懐かしくて、新しい。「京の町中」

 

 

久しぶりに飲みすぎたオキエです。

 

 

今日は京都の町の中心部へお出かけしました。

 

久しぶり!!

 

京都市男女共同参画センター、ウィングス京都。

ウィングス京都は「女性の自立と社会参加を支援する」ことを目的に京都市によって開設されました。

京都市男女共同参画センター ウィングス京都

 

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この中にあるギャラリーにて開催中の菊仙書院展に、N氏と行ってきました。

大阪《 京都《 菊仙書道教室 – 駅から近い便利な教室です

 

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代表の田淵菊仙師範と友人が知り合いで、そのご縁で観させていただくことになりました。

 

書なんか今までちゃんと見たことないので、行くまでは「退屈かな。」と思っていたのですが、これが結構面白かった。批評と合わせて読むとなお趣深く、私たちの感じ方と先生の批評の差異などにも感嘆しつつ、気が付けば閉館時間になってて全部見終われなかったくらい楽しんでしまいました。

 

まるで「絵」を観るように、一人一人の個性のユニークさを味わいながら見させていただきました。

 

先日は二科展に行って、それも本当に楽しかったし。

芸術の街・岡崎 - 50女の遊び方

 

 

うふ。なんか芸術の秋って感じ。

 

 

帰りは、京の台所「錦市場」を通って修行をしました。

錦市場商店街|京都錦市場商店街振興組合公式ウェブサイト

 

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お腹がペコペコの状態で、牛肉やイカやエビの串焼き、だし巻き卵、豆腐ドーナツ、スズメ焼きにいちご大福の前を素通りする、という修行。

 

錦市場のどんつきには、錦天満宮

※どんつき:突き当り(京都・大阪などで使われる)

 錦天満宮

 

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錦市場や新京極のお店の提灯が所狭しと並んでいます。

 

菅原道真公が鎮座しておられるとのことですが、どっちかがわからない。ひょっとしたらどっちも?かもしれないけど、わからない。

 

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そして錦天満宮といえば、人気の「からくりみくじ」。

 

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普通のおみくじ、英文おみくじ、子供用おみくじなど、好きなボタンを押すとからくり獅子が運んできてくれる仕組み。

 

おもしろいよ。

今日はひかなかったけど、確か一昨年引いて、末吉かなんかだったかな。(っていうことは今ぐらいがちょうど吉タイムってことちゃう?)

 

オキエの学生時代のバイト先があった新京極通を歩いて。

 

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拡張して歩道が広くなった四条通、八坂神社参道を歩いて。

 

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目的の「南座」、ライトアップへ。

 歌舞伎・演劇の世界|松竹株式会社

 

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耐震性能をはじめとする安全性の向上と劇場設備全般の更新を併せた大規模改修工事のため3年近く閉まっていた松竹・南座ですが、あと20日でついに新開場となります。

 

ライトアップの監修は、先日のパリの「ジャポニスム2018」でエッフェル塔のライトアップも手がけた石井リーサ明理さん。京都の風景を損なわず、しかしとっても美しく、新しい南座は輝いていました。

 

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新開場記念公演のご案内

 

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町の人たちも嬉しいでしょうね。

ちなみにオキエは生まれも育ちも京都、しかも東山の子でしたが、南座には入ったことありません。歌舞伎も観たことありません。

(まぁそういうもんだと思います)

(バイトしていたお花屋さんの店長さんはいつも配達に行ってました)

 

一回くらい行ってみたい気もするな~。

でもルールとか全くわからないし。

誰か誘ってくれないかな~エンジェルさん

 

などと思いながら、夕暮れの鴨川、そして四条通をながめます。オキエにとっては慣れ親しんで懐かしい景色です。もう床も終わったんだろうな。

 

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四条河原町の密かな名物、変わらない景色の代表格が、この三軒の店舗。

 

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四条河原町の西南一帯には高島屋がでかでかと建っているのですが、建設当時、そのちょうど角にあるこの三店舗は用地の買収に応じなかったらしく、そのまま残ったそうです。

 

昭和の初期、オキエが生まれるずっと前からからそこにあるお店たち。

 

左から

新雪」手芸洋品店

尾州屋老舗」和菓子店(蕎麦ぼうろ)

「池善化粧品店」化粧品店

 

オキエにとっては当たり前にありすぎて今まで何とも思わなかったこの三店舗、岩手県から来たN氏の目線と情報で、そのユニークな存在感に初めて気づかされました。

 

 

夜ご飯は、以前にも書いたことのある隈本総合飲食店さんで乾杯。

棒で酒で泥 - 50女の遊び方

 

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錦市場の修行でたまったストレスを発散するかの如く、美味しい料理をしっかりいただきました。どのくらいしっかりかというと、写真を撮ることなど一ミリも思い出さなかったくらいしっかりがっつり。

 

 

ここまで足元がふらつく感じも久しぶり。

 

 

 

そんな懐かしくて新しい京の町中散策。

 

オキエの人生の50年の時の流れが町のネオンの中に浮かんでは消えていくようで、寂しさと哀しさと、とても幸せな気持ちが同時に胸を満たしていきました。

(そして少しの吐き気と。)