さわやかな秋晴れの今日、重すぎる腰を上げて、ついに立ち上がったオキエです。
庭そうじ。
伸びすぎた月桂樹の木。
増えすぎた南天の木。
南天は家を建てたときに東北角に一本だけ植えたはずなのに、気が付けば五本もあるのなぜ。さすが植物。
他にも近所の中学校から飛んできたっぽい木も生えていて、猫の額のようなうちの裏庭は、森みたいになっています。
木々があまりにも大きくなって増えすぎて、隣の家にも道にも大幅にはみ出ていたので、剪定に踏み切りました。
思い起こせば十数年前、木々の小さな芽に向って、
「うふふ。トトロの森になあれ。」などと呑気に話しかけていたおバカな女にこの惨状を思い知らせてやりたい。
※思い知りました( ノД`)
かつては息子がおこづかい目当てで切ってくれたのですが、今はそういうのは通用しません。こんないいお天気の休日、バイクに乗らないでいられるわけがないんだそうです。
けれども出かける間際、私が脚立に乗ろうとしたり、落ちた枝をひろいに溝に入ろうとしたりすると、「ああもう危ない!俺がやるから!!」と助け舟を出してくれたのは嬉しゅうございました。
オキエの森の魔除けの木々たち。
月桂樹:地中海沿岸原産
ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木。
南天:中国原産
音が「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。
バッサリいったよ。
月桂樹の葉はローリエにしようと思い立ち、綺麗な葉を選んで集めました。
さっと熱湯くぐりさせて、日陰で乾燥。
干す場所が足りなくて、半分捨てました。
どうしようもない。
まだ庭にもいっぱいあるし。
しかしこんだけローリエ作って、毎日シチュー食べても使いきれないなぁ。と思っていましたが、ローリエ茶という使い方があるみたいで、身体にいいらしいので、それはぜひ飲んでみたいと思いました。
いつかお茶になったら、またご紹介したいと思います。
残った枝をさらに小さく切ってゴミ袋(5袋)に入れ終わって、本日の庭ミッション終了。
慣れない枝切ばさみやのこぎりの使用で、座ったら立てないくらい腰が痛い。
でもその分、
酒がうめぇ~
一日中寝るかツムツムするかの日には味わえない美味しさです。
月桂樹の香りに包まれて、今夜はギリシャ神話の中にでも遊びに行ってみようかな。