インドアライフ3日目のオキエです。
今日は気候が良くて気持ちよくてずっとうとうと、夢と現実のはざまを行ったり来たりしていました。
外から雨音が聴こえてきたとき、小林麻美さんの歌「雨音はショパンの調べ」を思い出しながら、大島弓子さんの漫画「綿の国星」の夢を見ました。
この中の「ミルクパン・ミルククラウン」というお話に出てくる「ヒニン猫」の夢でした。避妊された猫が一生懸命「母性」を思い出そうとするお話です。
(めっちゃざっくり言えば)
夢の中でその「ヒニン猫」はいつしか私のおなかの中に住んでいる「たまごのお姫様」と重なっていました。たまごのお姫様は長い間ずっと、毎月必ずひとりぼっちで大広間に降りてきて、恋人と出会うのを待っていました。
けれども、もうそれもおしまい。
ちょっと待って。
私、いよいよ閉経ですか。
なんだか急に悲しくなってきた。
考えてみれば、今まで私の身体のシステムは、ちゃんと勤勉に働き私を動かし続けてきてくれた。誰に感謝されるわけでも、私に手厚くねぎらわれるわけでもなく、時に邪険に扱われながら。
ずっと当たり前のように思ってたけど、私の中で生きている細胞の一つ一つ、全ての機能の働きがあってこその今の私の幸せなんだ、と、でもそれも移りすぎていって変わっていってしまうのだ、と、考えたら涙が出てきた。
今日はたまごのお姫様が私にお別れを言いに来たのかな。
いやだ。
寂しい。
(´;ω;`)ウゥゥ・・・
今日はちゃんとありがとうを言おう。
人はこうやって出会いと別れを繰り返し、人生を進んでいくのか。私、今ある全てに感謝が足りてないんとちゃうか。
いや、しかし
気温がちょっと変わるだけで思考がすっかり秋モードに切り替わってる。
さすが四季のある国・日本に生きる50女のオキエでした。