「なんかおやつないかな。」
台所にある棚の前で仁王立ちしてつぶやいたら、R423青年が分けてくれました。
ラムネ。
今、彼の職場でブームが来ているお菓子なんだそうです。
懐かしい美味しさ。
さて
この表題の「ラムネ」は一体何を指しているのか。
飲料のティストを指しているのか?
お菓子の形態を指しているのか?
ちょっと混乱しているオキエです。
整理していきたいと思います。
そもそも、お菓子と飲料がなんで同じ名前やねん。ってとこからなんですが、
こんな時は頼れるウィキペディア。
歴史はダントツで清涼飲料のほうが古いです。
お菓子のほうは、飲料のラムネから名前が由来しているという説もあるそうですが、定かではありません。
なので、このお菓子はやはり
「清涼飲料のラムネの味を模したお菓子のラムネ」の二重構造になっている、ということで間違いがないようです。
たぶん。
※見たまんまやけど
で、いろいろ調べているうちに、面白い情報をいくつか入手しました。
情報①
コーラなどの炭酸飲料の中にラムネ菓子を入れると、炭酸飲料が噴水のようにあふれる。これはラムネの成分によるものではなく、表面に細かな穴が開いている(多孔質)ことによる。
やってみよう。
しゅわしゅわ泡出た!!
でも炭酸のだいぶん抜けた炭酸水でやったためか噴水のようにはあふれませんでした。
情報②
ラムネ飲料の中に入っているのは「B玉」ではなく「A玉」である。
なんじゃそりゃ~!!
ラムネ飲料の中に入っている玉には「蓋」という過酷な役割が求められているため、直径16.85mmで誤差は±0.15mmでなければならないのです。そしてその厳しい規格に叶ったものをエー玉(A玉)と言い、外れているものをビー玉(B玉)と言うのだそうです。
でも、さらに様々な文献を読み進めていくとこれまた諸説あるそうで、そもそもラムネの歴史はビー玉を簡単に規格分けする手段が無い時代にまでさかのぼるわけで、それはあり得ないという論説もあって。(「B級の玉」ではなく単に「ビードロ玉」から来たものだということです。)
真実はいつも歴史のはざまに消えていくわけですね。
それでも
ラムネ飲料には小さいオキエの夢とロマンが詰まっていました。
魔法の道具を使って大人にしか開くことのできない甘い甘い瓶の中に、触れそうで触れない、手に入れたいけど壊してまではそれを望まない、いつも見つめるだけの、キラキラ光る丸い玉。
幼い瞳で見る世界の不思議を思い出しました。
要するに、暇なんです。