雨が続く亀岡市の住人、オキエです。
ハザードマップをごそごそと出してきました。
現在は雨が小康状態になっています。
どこかで災害が起きた時、自分の個人的な心配を晴らすために被災していて大変な地域の人に確認の連絡をするのは返って迷惑になる、と、ずっと思ってました。
だから、これまでは情報を自分でテレビやネットで収集して、あの人の住む地域では被害は出てないな、よしよし、みたいな感じで終わらせていました。
でも今回、いろんな方や遠くの友達が安易に大丈夫か?と連絡をくれて、で、どうも自分はそれを嬉しいと思ってるみたいで、なので、今までちょっと考え違いをしてたかも…と思いました。
友達からのメールは、日常を思い出させてくれました。どこかでいつもと同じように楽しくご機嫌に一日を過ごしている人がいる、と思うだけで、心が晴れる。
そんな経験をしました。
亀岡では、オキエと同じ50代の女性が川に流されて亡くなられました。
「悲劇は毎分毎秒、世界中で起きている。」オキエはいつもそう思っています。
今こうしている間も、世界中で災害や貧困、飢えや暴力や紛争で苦しんでいる人がいます。だから、目の前にどんな苦しいニュースが飛び込んできても、私は今いる場所の幸せをしっかり経験していよう、と、50歳になるからないかくらいの時に決めました。
私の心が悲劇に巻き込まれて流されてしまうより、世界中の悲劇の存在を意識しながらしっかり幸せを向いているほうが、世界平和に絶対に近づく、と思っているのです。
※無視をするのとは全く別の話で、それは違うと思います。常に悲劇の悲しみを内包しつつ、幸せに生きようと思っています。
けれども、同じ市町村の同じ世代の女性の被災のニュースは想像以上にショックでした。自分で自分が何をどう感じるか、は、その時になってみないとなかなかわからないのですが、思った以上にショックを受けています。
今日はブログを書かないでおこうかとも思ったのですが、やっぱり、50女として、ここで気持ちを書いておきたいと思いました。
大自然の一部として生まれてきて生きる無数の生き物の中で、偶然同じ国の同じ時代を生きた女性の52年の生涯に敬意をこめて。
ご冥福をお祈りいたします。