♪何から伝えればいいのか、わからないまま時は流れてオキエです。
広島シティは驚くほど都会で、そして驚くほど平和の祈りに満ちた街でした。
ポストからも平和への本気さが伝わってきます。
今回は事前に下調べをする時間が全く無かったので、取ったホテルが平和記念公園の徒歩圏内であったことを今日になって知って、驚きとともに自分の強運に改めて驚きを隠せないでいます。でもあんまり調子に乗ると次に痛い目にあいそうなので謙虚に。
エンジェル、いつもありがとう。
まず最初に向かったのは、平和記念資料館。
広島産業推励館だったころの原爆ドームの頭が見えます。
まったく違う景色です。
こうやって改めて見て、オキエが生まれるたった20年前の出来事であったことに衝撃を受けます。
うそやん…
被爆前の広島の子供たちの写真もありました。
笑顔がかわいくて、胸が締め付けられます。
8時15分で止まった時計。
中国新聞社の松重美人さんが撮った、被爆直後の写真が展示されています。
こちらは被爆した刀。
切腹三昧にあれほど嫌気がさしていたオキエですが、なんだか斬った張ったのその時代が愛しくなるほどに途方にくれる苦しみです。
雪組/誠の群像・SUPER VOYAGER! - 50女の遊び方
当時のオバマ大統領が書いたメッセージと折った折鶴。
平和都市記念碑
平和の灯火
この火は宮島から運ばれてきました。
そして、
国防の方法に対する考え方は千差万別、いろんな角度や意見があると思います。でも、日本が平和であってほしいと願う気持ちは皆同じはず。
建設的な議論が深まっていくことを願います。
原爆ドーム近くの桟橋
往路はここから、宮島行きのフェリーに乗ることにしました。
宮島・厳島神社のお話は、別枠で書きました。
平和記念資料館の中にあった、復興への道のりのパネル展。
広島カープがどれほど広島市民の皆さんにとって大切な存在かがわかります。
夜、商店街を歩いていたら、あちこちから野球中継が聞こえてきます。今日は東京ドームで巨人戦かな?
なんでも、ホームで試合のある日はスーパーの店員さんの制服がカープのユニフォームになったりするくらい広島の町はカープ一色なんだそうです。
またまたゲット、カープおやつ。
勝ちの種!!
すばらしい!!
でも今日は負けちゃったみたいだね。
夜ご飯は、ホテルの方に教えてもらって「お好み村」へ。
全部で25店舗ほど入っているそうですが、どこが美味しいのかわからない。選べない。迷っていると、このお店のおっちゃんが「どうぞ」と優しく微笑んでくれたので、こちらでいただくことにしました。
新ちゃん
スタンダードな、豚そば。
810円。
卵
そば
豚肉
キャベツともやし
粉
の5層仕立てです。
お腹いっぱい!!
広島のお好み焼きやさんには、このように「ちゃん」がつく店が多いのですが、それはなぜかというのを、ある方に教えてもらいました。
※ある方は宮島編に登場
戦後の復興の中で庶民が生きていくために、家の自前の鉄板でお好み焼きを焼いては日銭を稼いだことから、店というよりは「○○ちゃんとこのお好み焼き」という呼ばれ方をしていて、それが始まりだからだそうです。
な~るほどね~。
なんにでもどこにでも、その地域や場所にしかない歴史や成り立ちがあるんですよね~。趣深いなぁ。
楽しかった岡山・広島の旅も、今日で終わり。
二泊三日なんて一瞬で終わってしまう悲しみを背負って、明日は「在来線だけを使って帰路を移動してみる。」チャレンジをします。
どこまでもつか私の体力。
線路は続くよどこまでも。